2013年11月15日

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当「さくらい農園」の野菜は「東京都特別栽培農産物認証」を受けています。

良く聞かれる事が「特別栽培農産物って何?」「有機野菜ではないの?」「無農薬なんでしょ?」等デス。

このブログでもご質問を受けましたので、一度ココで記事として載せておきます・・・と言いながら、解釈が違ってたらゴメンナサイ。

まず「有機JAS認証野菜」から。
認証は第三者の登録認定機関が審査をします。有機JASの基準をクリアした圃場で生産された野菜のみ認められます。
現在では、その認証を受けた野菜のみ「有機野菜」「有機栽培」「オーガニック」のラベルを貼り販売できるわけです。
だからと言って絶対「有機野菜」=「無農薬」なのかと言うと、決してそうでもないんです。
肥料では有機肥料の他に無機肥料(草木灰・炭酸カルシウム・塩化加里・硫酸加里・天然リン鉱石・消石灰・塩化カルシウム等)を用いる事がデキマス。
農薬では、なたね油乳剤、マシン油乳剤、脂肪酸グリセド乳剤、硫黄くん煙剤や硫黄・銅水和剤等の使用まで認められ、要するに化学合成農薬でも使用できるモノもあるっちゅうことデス。

続いて「特別栽培農産物」へ。
規定は、「有機JAS」に準じていますが、化学肥料と化学合成農薬の内使用できないモノ(節減対象農薬)でも慣行栽培の五割減以上の使用で「特別栽培農産物」として認められます。
その中でも栽培形態を栽培期間中の化学肥料と節減対象農薬の使用が、①共に不使用②化学肥料が不使用で節減対象農薬が五割減③その逆④どちらも五割減、というように4つに区分されています。・・・が、正直消費者のお客様には解り辛いデス。①でも④でも特別栽培農産物なんですから・・・。
表示方法も消費者の誤解を招きやすいとの理由から農水省のガイドラインにより、「無農薬」「無化学肥料」「減農薬」「減化学肥料」と言葉で表示ができなくなり、すべて「特別栽培農産物」に統一されました。要するに農薬使っても使わなくても5割減なら「特別栽培農産物」なんです。
「さくらい農園」の野菜も特別栽培農産物だから五割減の栽培法法なんじゃないの?なんて思っちゃう方もいますよね・・・。でも、ココでハッキリ言っときます。ウチの野菜は上記で言う①の区分です。
じゃあ農薬使ってないのね?と言われれば、そこは違います。有機JASでも使用を認められている農薬を使う時もありますよ。
デモ・・・どうしても必要と判断した時だけです。

では、どうして「さくらい農園」は有機JASの認定を受けないのか?

はい、ココまで書いてその様な方向になりますよね。
正直、ウチの栽培方法は有機JAS規定をクリアしています。そちらの認定を受ければ、ウチ本来の訴えたい「有機野菜」の表示ができて販売できるし、お客様にも解りやすいと思います。
しっかし、ココ都内での野菜農家、都市農業の特徴の一つでもあるんですが「少量多品目栽培」。地方に比べれば狭い畑での農業、消費者が近くにいるので限られた野菜のみを沢山作るよりは、少しずつでも沢山の品目を栽培した方が良いんです。
ですのでJAS認定を受けたい野菜が多くなります。前述しましたが、JAS認定は第三者機関に審査を頼むわけです。それにはお金も必要になります。登録品目が多くなればその分費用も増えちゃうんです。
東京都特別栽培農産物の認証は東京都。市役所に申請を出して東京都農業振興事務所の職員が現地審査の後、審査委員会で通れば都知事から認定されます、費用は必要ありません。
結果、さくらい農園では現状の「東京都特別栽培農産物認証」に留まっているわけです。マァ先の事は解んないですけどね・・・いきなりトマトだけ有機JAS受けたりするかも知れないし・・・。

「有機JAS」「特別栽培農産物」共に様々な事務手続きがあり、また表示の方法にも規定があります。
その上、販売に際しての事務作業も義務付けられ、しっかり申告通りに栽培されているのかチェックしに来られたりもします。モチロン、申告通りでなければ罰則などもあります。インチキしようとは思いませんけど。

農業による環境破壊ってご存知ですか?

農薬などによる土壌汚染や地下水汚染・・・目には見えにくいですけど深刻な問題です。
農薬まみれの野菜は何の表示義務も無くおとがめも無く店内に並んでいるのに対し、極力使用農薬を減らし環境に優しい栽培方法で安全な野菜を栽培しようとしている人たちには何の優遇もせず、ましてや有機栽培に取り組んでいるのにお金で買わなければ有機野菜の表示ができないなんて・・・なんかコノ日本のやり方っておかしくないですか?

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